注記一覧


2010年1月1日 公開
青空文庫


テキスト版に用いる注記のうち、書式の定めのあるものをリスト・アップします。

青空文庫では、テキスト版をプログラムで変換して、XHTML 版を作っています。
そのプログラムは、ここにまとめた書き方を前提に動作します。
各種の青空文庫ファイル表示ソフトにも、この書式への対応を期待できます。
望ましい変換結果や表示を得るため、これに従ってください。

工作員マニュアルなどの他の文書には、古い記述が残っている可能性があります。
表現が食い違っている際は、こちらを優先してください。

※ここでは、基本的に縦組の底本を念頭に置いて、説明します。


●レイアウト

1 ページや段をあらためる処理
ページがあらたまり、次の左ページから新しい内容が始まっている場合 改丁
ページがあらたまり、左右を問わず、次のページから新しい内容が始まっている場合 改ページ
段があらたまっている場合 改段

2 字下げ
一行だけの字下げ
ブロックでの字下げ
凹凸の複雑な字下げ
さまざまな書き方ができる場合の選択
署名、年月日などが地(ページの下)にぴったり付いている場合 地付き
署名、年月日などが何字分かあけて、地に寄せてある場合 地寄せ
3 ページの左右中央に組んである処理
左右中央
●外字
1 第1第2水準にない漢字
2 特殊な仮名や記号
3 アクセント符号付きのラテン・アルファベット
●訓点
1 返り点
2 訓点送り仮名
●強調
1 傍点
2 傍線
3 太字(ゴシック)と斜体(イタリック)
●画像
1 写真や図版、挿絵などの画像
●その他
1 訂正と「ママ」
2 ルビやルビのように付く文字
3 縦組み中で横に並んだ文字
4 割り注
5 行右小書き、行左小書き文字(縦組み)
6 上付き、下付き文字(横組み)
7 字詰め
8 罫囲み
9 横組み
10 文字サイズ
●注記の重複
1 ルビや強調の注記などが重複してかかる場合
●青空文庫ファイルで使えない文字(番外)
ルビ記号等、特別な役割を与えられた文字
外字注記形式による代替表現

従来の記法からの変更点

【ブロックとインラインの分離】

これまでは、[#ここから何々]、[#ここで何々終わり]という記法を、行中(インライン)とブロックに対する注記の、双方で用いてきた。
テキスト版のプログラム処理を容易にすることを狙って、今後は、これを分離する。

インラインでは、下記の1(従来通り)と2(新設)の記法を用いる。
ブロックでは3(従来通り)の記法を用いる。

▼インライン

(1)注記対象が短めの場合に使用(従来通り)

○○[#「○○」に(は)何々]

(2)注記対象が長めの場合に使用(新設)

[#何々]〜[#何々終わり]

詳細は、●強調の各項と、罫囲み横組み文字サイズを参照。

割り注の注記は、必ずインラインで用いる。

これまでは、[#ここから割り注]〜[#ここで割り注終わり]と書いてきたが、今回の分離に伴って、これを[#割り注]〜[#割り注終わり]に変更する。

詳細は、割り注を参照。
▼ブロック

(3)注記対象がブロックの場合に使用(従来通り)

[#ここから何々]
    :
[#ここで何々終わり]

【注記の独立表記】

プログラムによるテキスト版の処理を容易にすることを狙って、複数の内容をまとめて、[#ここから○字下げ、●字詰め、罫囲み]のように書くことを行わないことにする。

テキスト版をそのまま読んだ際は、煩雑になるが、以下のように分けて書く。
[#ここから○字下げ]
[#ここから●字詰め]
[#ここから罫囲み]
 …………………………………………
[#ここで罫囲み終わり]
[#ここで字詰め終わり]
[#ここで字下げ終わり]
詳細は、字詰め罫囲み横組みを参照。